2020/01/19 14:43

【 COLORS アメブロ『愛と光のブログ』2019.04.05 記事より転載 】

https://ameblo.jp/a101400a/entry-12452167048.html


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経験豊富で宇宙の各領域からやってきているスターシードのライトワーカーにとっても、この地球に転生して重い密度の3次元物質世界に生きるのはとても大変な事ですが、それを決断し志願してきたのは自分自身です。

 

 

そしてたとえアルコンなどの妨害で転生先に支障が出ているとしても、その転生計画を決めてこの世に生を享ける年月日(誕生日時)、国・地域、親や兄弟、伴侶、友人・知人、ペット、体験すべき人生上の課題や病気、死ぬ時期や死因までも選び、それらを検討し吟味してハイヤーセルフやガイドなどとも打ち合わせながら、家族・友人関係などの方々とも合意して決定し契約後にその人生を実行しているのはその人自身です。

 

(ハイヤーセルフは神聖なる高次の自分になります。)

 

このようにして自らの課題と広義の課題・使命(地球・人類の解放とアセンション支援)を全うするべく、この時期に標準を定めて何十回、何百回もの様々な転生を経て経験・体験を重ね、この度のミッション遂行とアセンションの準備を整えてきました。

 

 

数多の転生によって人格・霊格を錬磨研磨し魂の成長・進化を遂げる事はその転生輪廻をする主要な目的ではありますが、意識の高いスターシードであれば狭義(自己)の課題・目的もさることながら、全体の最善の為に貢献して行く事こそが第一義となってくるはずです。そうして他者優先、他者奉仕に生きる道を選択して行く事が高次元への扉を開ける愛の光の道に直結し、アセンションするに相応しい意識レベルへとなって行くものです。

 

自己能力の開発や自己啓発も大事ですが、それより他者への奉仕の方が遥かに意識の高い尊い行為であり宇宙標準の意識であって、実はそれこそが悟りや能力発現の一番の近道でもあります。

 

人知れずそのように博愛・隣人愛の意識で自主的に行われる行為であっても、神(創造主)は全てをご存じですからその善行は公にする必要もありません。

 

見返りを求めず期待もしない純粋なるそのような行為は、真実に神の祝福を受けるに相応しい美しい心の行いです。ただ真心からの優しい想いや愛の思念を送るだけでも、それは確実に相手に届いてその人の心の内に確かな愛の光を灯しています。

 

 

輪廻転生する目的は人それぞれであり人生の課題も様々ですから、たとえば自分にとって嫌な事が多い上司や相性の悪い同僚などがいるとしても、その人達にとってはそのような考えや行為がその人達の転生前に計画し設定した事柄であったり、そこから何かしら学んでいるのだと解釈する方が意識の高い見方であり正鵠を得た捉え方になります。

 

(そうすると皆が自分と同様に一生懸命生きている事も分かってくるので冷静に見る事ができるようになり、いちいち人の言動・行動などに引っかかったり惑わされる事もなくなって行きます。)

 

たとえば、好きになれない性格・人格の人が嫌な話や行為、出来事などで自分に関わってくる場合であっても、もしかするとその人と自分はこの世に生まれる前にアストラル界など(生まれる前にいたあの世)で話し合いをしていて、その事を通してお互いの人生で学ぶべき事柄をシェアすると約束をし、それを(転生後は思い出せないので無意識に)忠実に果たしてくれているのかもしれません。

 

各人の人生課題や他者との関わり・人生での計画・合意事項などはこの世の肉体意識では分からない事ですから、表面的行為や外面的事例などで判断しその人を解釈したり非難して裁く事は誰にもできないことであって、神でさえも人を裁くことはありません。

 

―――そのような時は一晩やり過ごして冷静になってから、また向き合ってみましょう。そしてこの場合で大事な事は、この世界は自分の意識波動の反映物であり幻想であるという事を忘れない事にあります。ここでは、自分がネガティブに感ずる事象や相手の行為などの素は自分から出ているという事、そして我が身を振り返り省みる機会がここで与えられていると気付く事がとても大事になります。


全ては魂の成長に資するための大いなる宇宙(神)からのギフトであって、無駄なことなど一つもありません。つまりネガティブな現実を創り出している自らのネガティブな意識を知り、それを受け入れてから、これまで自分の一部であったそれらのものをゆるし、ねぎらって、手放すという自己の内面的作業を経る事でそれらネガティブなものはお役ご免となって解放され、その空いたスペースには段階の上がった新しいポジティブエネルギーが入りますから自分もまた癒されて行きます。当該ネガティブ意識や感情が癒されて、そこからまた自らも新しい自分に変容し生まれ変わる事で周りの世界も変容します。

 

ゆるし(許し・赦し)は癒しになり、救済に繋がります。

 

自分が自分の世界の創造主なので、自らで自らの魂を救う事となり、この「自力救済」こそが宇宙の原理であり法則になります。

 

ワンネスですから、自分が与えたものが自分の受け取るものです。他を傷付ければ自分も傷付き、他を愛すれば自分も愛されます。


創造主である自分を救うのは創造主の自分であって、この自力救済は他力救済でもあります。

 

「天は自ら助くる者助く」の真の意味はこのことを表したものであり、自力救済を決意し実行した者は波動が上がって天意に通じていますので、天の御加護と御導きも受けています。

 

この世は、自分の意識波動が自らの内なる宇宙の立体スクリーンに100%反映される鏡の原理で成り立つ仮想世界ですからそうなります。偶然はありませんので、こうして一つひとつ自らの課題をクリアして魂の進化向上を成して行くのが、人生を体験する主要な目的のひとつになります―――

 

 

地球は魂の進化にもとても適した実験場であり修練場、演劇場、美術館、博物館、地球大学などとしても知られている惑星ですから、転生前の高次のレベルに於いて、全ての魂が次の転生人生における自分の役割や目的(男女の別、外見、個性、出自、環境、家族、人的関係、仕事、出来事、課題と学び、死ぬ時期等々)などをあらかじめハイヤーセルフやスピリットガイド等と話し合いながら自分で決めて、それに沿って人生で関係し合う他の魂ともお互いの役目を定め、その合意し契約した内容の脚本に沿って、今生の「自分」という(今回の人生用として)創られた個性や人格などをもって演じ合うという事は前回のブログにも書きました。

 

 

2019年3月30日のブログ記事で、あのヒットラーでさえ神に無条件に愛されていると書いたのは上記の意味合いもありますが、その理由を理解する事で全体を俯瞰し、多次元的視点から捉えて本質と真実を見抜く高次の概念を思い出して本来の自分の姿も思い出すきっかけとなるからであり、このことが近未来の5次元地球に相応しい意識の自分に自らで上げて行く流れを作り出して行く(その流れのタイムラインに乗り換える事が出来るようになる)からです。

 

件(くだん)のアドルフ・ヒットラーを演じた魂(ソウル)は、他の多くの同じような進化の段階にいた魂達とも合意の上でこの凄まじい役柄を選択し、この稀代の悪魔のような人物を通して闇を演じ切りました。

 

そしてそうする事でこの時代以降、何百万もの他の魂が光の役目を演じる機会を与えたのでした。(つまりそうしてとても沢山の人々が光に目覚めて、本当に自分が望んでいるところの真の愛や平和の尊さを知り、その光を地に広め自他のバイブレーションを上げて行きました。)

 

これがあってその後の人類は戦争の悲惨さ虚しさ儚さに気付き、本当の愛と平和を希求して行くようになった事で人類種としての全体意識が向上し段階を上げて行って、現在のこの地球のアセンションへと向かうタイムラインに乗ってその流れを太くする潮流に繋がって行ったのです。

 

 

その闇(悪)の役目が役目だけに、このような狂気を演じるのは誰にでもできる事ではありません。

 

この合意された役に忠実にそして真剣に取り組んで没頭すればするほどに、その役者の魂は光から遠ざかって悪魔のように成らざるを得ず、それはつまり、その深く染み込んだ魔性の習性や信条、信念・観念、思考、感情と意識によって自らをも傷つけ魂をボロボロにしていって、最悪の場合は永遠に神やハイヤーセルフの愛の光のもとへと帰れなくなるという非常に大きなリスクもまた背負う事にもなるからです。

 

―――実際のところ、深く堕ち過ぎてしまった魂が元の高次元に戻る事ができた事例は殆ど無いようです―――天国から3次元に転生後にサタン・ダビデ夫妻の惑わしに堕ちて以来、地獄の魔王と呼ばれていたルシファーは、彼を救う為に一緒に地獄へ行った彼のハイヤーセルフである天使ルシエル(現在は大天使様)の真実の愛の心の叫びが通じて痛悔・悔悛し罪を償った後に天へ帰還しました。その後の大サタンとの死闘・ハルマゲドンの戦いで光の側で勇敢に聖戦に従事して大サタンに挑み戦死しています。

 

正義は悪に負けてはならず、このようにして戦って勝ち取るべき崇高なものです。大天使長ミカエル(現在は天上界を統べる王)が正義の剣を携えているのも、今の地球上での光と闇との最終決戦にしても同様の構図です。悪は自己奉仕の権化ですから、このような犠牲心ある戦いはできず、よって光に勝る事はできません。どんなに極悪非道でも生命ある者はその命に光が灯っており、それを消すのは死を意味します。全ては愛の光でできているからです。―――ですからこのような役割を敢えて選んで演じる魂は、余程勇敢で高い意識の持ち主であって高次の領域から全体の最善の為に自らを捧げて降りてきた存在である事が分かります。

 

ヒットラーとしての生涯を終えても、今なお自分(ヒットラー)に届く人類の憎悪の感情エネルギーもあるでしょうし、まず第一には自ら背負ったネガティブエネルギーによる魂の傷、オーラの出血などを、天の介護天使などに相応の期間を掛けて癒し修復してもらわなければならなくなります。(その間に徐々に意識を正常に回復させて、本来の愛の姿になるように自らも務めて行きます。)

 

 

二元性の世界では、光を知るには闇を経験する必要があり、愛を知るには真逆の悪を演じる魂が必要となります。このようにして人類の全体意識に光を入れて覚醒させ、人類の総合意識として進化向上させる為に敢えて闇(悪)を演じる事を選択した魂を3次元的(この世的)表面的に見て解釈するのでは本当の真実は見えず気付きもしない事でしょう。

 

今、この稀有な時代に3次元世界に転生しているスターシードであれば、アトランティスやもっと以前のレムリアの時代からずっと地球での数多の輪廻転生を繰り返してきています。それら沢山の転生に於いては、男も女も金持ちも極貧も、芸術家も平凡な名もなき市井に生きる人も、正義を貫く義人から極悪非道の悪人までも、凡そあらゆるタイプの人格・気質で様々な人種の人生模様に於ける人々を自分で選択し演じてきた方々ばかりのはずです。

 

そしてこれらも全ては関係する魂皆の合意のもとで演じ合っていますから、本当は被害者はいない事になります。そして偶然というのもありません。加害者・被害者の立場は、その前の転生人生では逆の立場で関わっています。この二元性の世界はバランスが全てですから、そのようにしてカルマのバランスを整えるのも人生での重要な課題の一つになっています。

 

つまり、何事も起きるべくして起こり、出会うべくして出会っているのです。邂逅の真の意味は偶然の出会いではなく、運命の…必然の出会いの事であり、ソウルメイトやソウルファミリーがお互い同士で交わした生前の魂の約束をこの地で具現化しているというのが真実になります。

 

 

その中で大きな苦しみや悲惨な状況の方を受け入れて体験した魂は、実は魂のレベルでは飛躍的な進化を遂げています。(世界大戦というのも、人類が人類種全体の総合意識としてこの辛苦に耐えて乗り越える事で、意識の次元を上げて行く事を選択したことによります。)

 

光と闇はコインの表と裏の関係にあり、どちらが欠けてもコインではなくなりますから、本来はお互いを必要としているものです。―――闇に興味を持ち、そこに悪意を重ね合わせて愛(光)とは反対の方を選んでしまったそもそもの原因には、至高の創造主さえ予測し得ないアトランダムな初期異常があって、その後の一次異常、二次異常等も含めてそれらの異常を正常に正す目的で至高の創造主の宇宙創造があり、その創造があったからこそ私達もこうしてここに存在していますが、これらは宇宙創造の起源にもまつわるもので深遠なテーマですから、何れ別の機会に改めて書こうと思います。

 

 

✿COLORSアメブロ『愛と光のブログ』2020.01.13付け記事「サナンダ様メッセージ ~闇を受け入れる~ via Adele Arini, 1 March 2018.」 https://ameblo.jp/a101400a/entry-12566810832.html の中で、このヒットラーの件を採り上げてサナンダ大天使様がメッセージされています。(サナンダ様はイエス・キリストのハイヤーセルフでもあります。)

 

―――ハイヤーセルフとこの世に誕生する魂との関係や地球での転生輪廻の仕組みなどについては、また別の機会に書く予定です。

 

 

このような闇側の役目を選び遂行した魂も全体の進化の為には必要であるし、それとは別に皆等しく神の子供達として神(創造主)からは無条件の愛(無償の愛)に包まれて永遠に愛される存在ですから、私達も憎しみなどではなく――皆同じで一つなのですから――温かな安らぎの心で愛の光を送りましょう。

 

ワンネスなので、自分で出すものが(善い事も悪しき事でも)全て自分に返ってきます。

 

高次の概念での物事の捉え方は、今後人類が向かう5次元世界へ行く人々には必ず必要になります。それは3次元的単層的な捉え方から多次元的複層的観点で物事を解釈して行く事となって、それだけで格段に意識世界が拡がって覚醒へと進んで行くものとなるからです。

 

今、人類は観点を変える事で真実を知り、本質を悟る事が必要な時期に来ています。