2021/02/12 14:35



これまで3次元物質地球で数々の転生人生を繰り返してきた私達ですが、今生のこれからの後半生は、いよいよその地球大学での卒業を迎えて卒業論文を仕上げる時期に入ってきました。


人生は、体験を通して本当の自分を知るための旅路です。人生ではその人生専用となる独自のキャラクターを設定して、そのキャラクターを通して人生を体験しています。


その人生で学ぶべき課題に沿って、生まれる前に自分の生年月日や出生地を選び、そして親・兄弟姉妹・友人・関係者を選び、男女の別や性格、容姿、生まれ育つ環境や当該人生での結婚・仕事・家族関係・離婚などの主要な出来事、罹る病気や死期・死因などもあらかじめ設定してからこの世に生まれてきています。


―――これを運命とか宿命とも言いますが、確定ではなく、人生の途中でもたとえば死期を延ばす事でその魂の進化に資する事が出来ると認められれば、関係する魂達の了解の上で死期も変更可能です。(ハイヤーセルフが天上界の管理機構に申請します。)


そして、上記のキャラクターという自分独自の色メガネ・レンズを通して世界を見て体験していますが、その自分の体験世界は自分の内側にある自分の意識が鏡の原理で(自分の内側の宇宙の立体スクリーンに)反射され投影された幻想のストーリーです。


つまり、キャラクターという作られた(固定されたものではなく移ろい変化する)枠組みでの「仮想の自分が、その仮想の自分自身を体験しているのが今の人生」になります。


―――この世で自分が体験しているのは幻想の自分であって、真実の自分(真我)ではありません。


そして、本当の魂の自由と幸せを表現できる真実の自分(真我)を体験できるのは、二元性を越えた5次元以上の世界からです。




この世の体験世界そのものは自分の内面の反映ですから、いかに外側でどのような世界が展開していてどのような人がいようとも(パートナーや家族であっても)、それらは自分の鏡なので自分自身の何かが現れているものです。


他者は自分の鏡であり自分の体験世界にゲスト出演していて、自分の世界(内面宇宙)の枠組みの脚本にそって自分に何かを気付かせてくれる為に演技をしてくれています。


同じように自分も他者の体験世界にゲスト出演していて、その他者の世界(内面宇宙)のオリジナル脚本に沿った演技をして、他者の自分探しの為の気付きに貢献しています。


逆に言うと、自分の内面に無いものは体験できません。自分を愛せない人は他者からも愛されないという事です。


そして、それらの外側に現れているもの自体は(反射という幻想なので)全てニュートラル(中立)なのですが、それを見て解釈したり意味付けし、何かの反応をするのは自分の自由意志の選択によります。




この時に大事なのは、この見えているものや人は、「自分の何を反映しているのか?」という視点です。


そこに気が付くと、自分の内面にある課題やエゴ、歪み、影、足りないものなども分かり、修正すべきは修正し、手放すべきは手放していってよりピュアな自分自身に少しずづつ近付いて行けるようになるからで、そうなると人生上の課題からの気付きや学びもかなり早める事が出来るようになります。


これがこれまで幾多の3次元物質地球人生で繰り返されてきた事ですが、今生においては、この3次元地球大学の卒業と5次元地球への進級を控えている事から、もう一段上げた視点と行動が必要になっています。


つまり、もうこれまでの3次元地球で繰り返されてきたような「仮装のキャラクターを通して仮想の自分を体験する」のではなく、真実の世界で本当の魂の喜びを素直に表現できる「真実の自分(真我)」を体験する世界である5次元仕様へと、自分を自分でシフトアップさせてゆく準備を始める時期に来ているという事です。


その為、今の自分が体験しているこの世界での生活や家族や環境や仕事も、その為の準備期間の一環として捉えて相対してゆく意識の切り替えも必要になります。


今の私達が住んでいるこの地球は実質4次元領域にまで上昇していますが、ここまで宇宙や地球の波動周波数が上がってきてしまうと、たとえ家族間でも意識にも相当開きが出てきて価値観が合わなくなっているケースもかなりあります。


もともと、人生での学びの為に有用と判断した魂同志で契約をしてその人生限りでの家族関係も決めますが、それゆえあえて喜怒哀楽が体験できるように波動が違う魂と家族になるケースが多いので、現状の地球ではその波動乖離が更に大きくなっています。


―――家族であってもそれぞれ固有の課題と学びを持っていて、それぞれの自由意志でそれぞれの道を自分のペースで歩んでいますから、それを尊重し、自分と同じく創造主として自分の世界を選び進んでいると信頼してそれぞれに任せるというスタンスが大事になります。


誰もその人の課題や学びや選択を肩代わりできないし、心の成長と魂の進化の為には、自分で考え、理解して納得し悟る必要があるからです。




地球人生での学びは60%クリアできればOKで次にステップアップして行けるものですから、たとえば親や夫婦、親子、兄弟姉妹にしても意識や価値観が違っていて、その為に何かを我慢したり自由な魂の表現が抑えられている、或いは自分の魂から来る自由なシフトアップが制限されているようであれば、その相手とは距離を置いたり手放しをして、今後のシフトアップの為の準備や自分の内面を整える事をやってゆくべき時です。


何故なら、今生において地球で人生を体験する為に生まれてきたスターシードやライトワーカーは、まさにその肉体をもって5次元以上にアセンションンするというのが現世での主要な目的であり、その為に今回の人生に自ら希望してトライしているからです。


これまでの前半生はその準備期間(残っていた人間としての学びを体験してから次に備える期間)でもあり、3次元地球人生での集大成としての本番はこれからです。


そしてその目的に合わせて、より魂の親和性があるソウルメイトやツインソウルの関係がこの時期に合わせて関係性が増して学び合い、又は目的達成に合わせて協力する為に邂逅するように約束をしてきています。


人生上の学びの為の関係か、或いはこれからのシフトアップの為に必要なタイミングでめぐり合う魂レベルでの約束の関係かは、ハートで感じたり(後者の宇宙や地球で何度も繋がっている魂同志であれば、たとえ初めて逢ったとしても懐かしい気持ちやホッとするような安心感があります。)、ハイヤーセルフやスピリットガイドからのインスピレーション、高次からの導きなどでも解ると思います。



(人生上の学びの為の家族関係やパートナーであっても魂レベルではお互いにその関係性について合意し合って生まれてきていますから、たとえば一方は上昇、他方は現状継続を選択していながらも、目の前の幻想ストーリーにはまり込み過ぎたり情にほだされて、いつまでもその3次元物質生活での関係を引きずっているのはお互いに合意していた本意ではない事になる場合もあります。)


日々の瞑想や内観などで静かに自分の内側に入ってこの世への様々な執着やエゴなどの重いものを解除しながら、人生は自分自身を知って本当の自分に還る旅路であるという初心を思い出し、しかし、この貴重な肉体人生も十分に楽しみながら、今回の3次元物質地球では最後の人生となるその本来の目的に叶うように、今生人生のクライマックスへ向けて志を同じくする魂達と共に準備を始めながら歩んで行きましょう。


愛と光の中で……💛